2008年04月18日

トンボ鉛筆の新製品 AirPress

私は文房具、とりわけ実用的な筆記具や紙製品に興味があるが、例によって新製品には目がない。先月末、三菱鉛筆のジェットストリーム以来の注目製品が出たので遅蒔きながら紹介。

今回紹介するのはトンボ鉛筆のエアプレス。屋外で使用するための様々な工夫が凝らされているボールペンだ。
最大の特徴は「加圧式」。インクを加圧することによって、上向き筆記や湿った紙への筆記、早書きなどのシ−ンでもスムーズなインク供給が出来るという訳だ。

実はこれまでにも加圧式のリフィル(替え芯)というものはあった。国内では三菱鉛筆のパワータンクが知られている。これはリフィルを密閉する際に加圧したもので、軸自体は通常のボールペンと変わらない。かつて、フィッシャーが宇宙用に開発したスペースペンを元祖とするものだ。リフィルが加圧してあれば重力に頼らずともインクが流れるので、無重力空間でも使用出来る。
対してエアプレスはノックする度にリフィル後端から圧縮空気を送り込み加圧する仕組みだ。もう一度ノックしてペン先を軸に戻すと減圧される(大気圧に戻る)。

これが何を意味するかというと、リフィルを入れ替えて楽しめるということだ。もちろん、リフィルの規格は様々なのでそのままでは使えない場合がほとんどだと思われるが、少々の加工で加圧式の書き心地が試せるというのは面白い。幾つか試してみたが興味深い結果になった。

やはりインク流量が増えたというのは予想通り。水性インクではやめておいたほうが無難かもしれない。油性リフィルでインクの出が悪くなっていたものを試してみるとうまくいったようで、スムーズに書けるようになった。
因みにボールペンのインクの出が悪くなったら以下のような対処法がある。

・リフィルの後端から強く息を吹き込む。
・紐の先に付けたり自転車のスポークに貼り付けるなど遠心力を利用する(飛んでいかないよう注意)。
・ペン先を温める。


エアプレスは、加圧式の他にもワイヤークリップやボディにもこだわりが見られるので、店頭で見かけられたら是非手に取って頂きたい。
ただ、エアプレスは構造がやや複雑なので、建設作業や自衛隊の演習といった本当に苛酷な環境では単純な構造のパワタン金属リフィルタイプのほうが安心出来るかもしれない。
どちらの方式も一長一短あるので用途に応じて使い分けたい。

金属ボディがラインナップに加わらないかな・・・。通常の長さのリフィルを利用するタイプも欲しい。

加圧ボールペン エアプレス|トンボ鉛筆
http://www.tombow.com/products/airpress/index.html
プレスリリース|トンボ鉛筆
http://www.tombow.com/corporate/press/080312.html
posted by KIDA Taira at 20:08| Comment(0) | TrackBack(0) | Stationery

2007年12月24日

無印良品の透明付箋紙

さてクリスマス一色の中まるで季節感を無視した話題ですが、私は文房具が大好きです。カワチ・丸善・東急ハンズ・イケマンファームと定期的に巡回しては消耗品の補給がてら新製品をチェックしています。

大人の文房具というと、どうしても、マホガニーのデスクのある書斎に高級万年筆といったイメージが強いかもしれません。雑誌の特集なんかもそんな感じで組まれていますね。もちろんモンブランのマイスターシュテックもいいのですが、私はどちらかというとセーラーのハイ・エースで情報カードに記入したり、プラチナのカーボンペンで日誌を付けることの方に魅力を感じます。前提として単にお小遣いが少ないという問題もありますがw

日本の文房具は全般に非常に品質が良く、アイデア商品の宝庫という魅力もあります。文房具好きには有り難いと同時に物欲の無間地獄ならぬ無限地獄であるかもしれません。特に一般的な用途向けでの筆記具と紙製品の品質は驚異的ですね。世界の高級筆記具に勝るとも劣らない性能を示します。

近年目立って伸びた製品のひとつに付箋紙があります。樹脂製の矢印付箋紙などは、押印箇所を示すのにも便利です。
今回は実務でも役立ちそうな付箋紙の新製品を紹介しておきます。

良品計画|ニュースリリース
http://ryohin-keikaku.jp/news/2007_1217.html

空想無印 提案内容
http://www.cuusoo.jp/muji/user/011918/0001/
「貼ったまま読める透明付箋紙」仕様について (商品化推進ルーム)
http://blog.cuusoo.jp/muji/news/2007/12/post_10.html


空想無印というのは、無印良品(良品計画)ブランドの商品企画を練るコミュニティサイトなのですが、商品化第一号がこの付箋紙です。
これは需要があるのも分かりますね。仮予約まではしませんでしたが、来年店頭に並べば間違いなく購入してしまうでしょう。今後コストダウン出来れば更に良いですね。
紙にはかなりこだわったようですが、トレーシングペーパーやエアメール便箋の紙なんかも触感が面白いと思います。トレーシングペーパーの付箋紙もあるにはあったようですが。3Mだったでしょうか。

またそのうち文房具の紹介をしてみたいと思います。
posted by KIDA Taira at 16:11| Comment(0) | TrackBack(0) | Stationery

2007年12月04日

書籍の保存

夕方のニュース番組「ムーブ!」(朝日放送)で、国立国会図書館の蔵書管理が紹介されていました。

このままいくと、あと10年程で収蔵スペースが尽きるそうで、京都の精華町にある関西館(http://www.ndl.go.jp/jp/service/kansai/)を増築して対応する予定だそうです。

国会図書館では、本を気温22℃・湿度55%の環境で保管しているそうです。
ネットで色々調べてみると、大体この辺りが紙媒体の保管に適しているということが分かりました。

書籍の保管に適した環境
気温:22±2℃
相対湿度:55±5%
※大きな変動は禁物。

(虫や菌は温度25℃以上・相対湿度(RH)60%以上で活発に。)

稀覯本は、真空パック(崩れるといけないのでガードをつけた上で締め付け過ぎない程度の「準真空パック」?)に脱酸素剤が「最強」かもしれませんね。

デュアルシーブ・ラボ
http://www.dnp.co.jp/nenshi/nenrin/lab/index_9.html

本の修理と保存
http://www.tulips.tsukuba.ac.jp/hon_kataru/katudou/021.html

いるか賞は200ポイント。本の保存方法を教えてください。 貴重な本、貴重なマンガを日焼けや染み・汚れがないように保存したいのですが、いろいろ方法があり迷っています。.. - 人力検索はてな
http://q.hatena.ne.jp/1181410006

いつも思うんですが、人力検索はてな、タイトル属性長すぎですw


人気のない場所に保存しておいたお気に入りの蔵書がネズミの排泄物で汚損されてしまった悲しみと来たら・・・筆舌に尽くしがたいものがあります。
posted by KIDA Taira at 22:07| Comment(0) | TrackBack(0) | Stationery
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